「ラーニング・デザイン」とは、社会的な課題の解決につながる「学び」や、社会が求める新しい価値の創出につながる「学び」をデザインするために、教育の専門家のみならず、地域社会、NPO、企業、大学、行政など様々なセクターからの智財を編集する手法。
具体的なソリューションとして、様々な専門人材養成のための実践的なワークショップ、研修など、企画から運営・事後評価まで一貫したスクール・パッケージの構築から講師派遣、eラーニングなど、その「学びの場」のポテンシャルと課題に最適なかたちで新しい人材づくりのサービスをご提供します。
学習環境全体のデザイン・プロデュースから、授業、講座および学習手法の設計、学習教材、ワークシートなどの作成までを行い、豊かな学びの場の創造をサポートします。
ニーズに応じて、専門家や地域のNPO、ボランティアなどをコーディネートし、学校支援や、質の高い授業、講座などを実現します。
国内外の教育市場、教育における社会的課題についての調査・研究を行います。 また、企業の社会貢献活動として、教育をテーマとしたプログラムの設計や実施に関するコンサルテーションを行います。
現在、LDUでは、小・中学生を対象とした、社会人としての基礎力を育成するキャリア教育や、環境、福祉、国際理解、理科教育などの新しい授業プログラムをデザイン・実施しています。さらに、生涯学習として、高等教育レベルの市民大学の講座、セミナー、ワークショップなどのデザイン・実施も行っています。一方、教育関係者が学ぶ場として、教員養成講座なども行います。その他、教育分野の事業化調査、国内外の教育市場の調査などの実績があります。
メンバー実績:
東京都生涯学習審議会委員
経済産業省「地域自律・民間活用型キャリア教育プロジェクト」研究委員会委員(2004)
NPO法人Educe Technologies 監事
など
アドバイザー紹介
相川 良子 (あいかわ よしこ)
青山学院大学「ヒューマンイノベーション研究センター」客員研究員
子ども・若者の居場所「渋谷ファンイン」事務局
特定非営利活動法人 ピアサポートネットしぶや 理事長
公立中学校教諭・教頭・校長を経て現職。10代の少年をめぐる凶悪事件が多発した10年前、地域の有志と共に中高生の居場所「ファンイン」を立ち上げ現在に至る。
また、不登校・引きこもりや問題を抱えた子ども・若者を、世代の近い若者がピア(仲間)として自宅訪問や居場所でかかわる「ピアサポート」活動を通して、若者の「自立支援」に取り組む。
地域自律・民間活用型キャリア教育プロジェクト
経済産業省が「民間コーディネーター」に委託して、子どもたちが働くことの意義・面白さを理解し、真に実社会で活かすことができる内容のキャリア教育の実践を進めるプロジェクト。
その中で、「職業体験」を活かした「フリーペーパー」制作を通してコミュニケーション能力などの向上を目指す、「情報コミュニケーション産業人材育成のための中学生向け教育プログラム“Communication Pro School(CPS)”」などを開発・実施しています。また、主に小学生を対象とした、アニメなどのコンテンツを題材にしたクリエイティブ体験を介在させた教育プログラムにも取り組んでいます。
ソーシャル・ビジネス〜市民起業入門講座
民間企業との競争の中で、新たな事業展開を図ることが求められている生活協同組合。その要望に応じた人材育成講座を、NPO法人21世紀社会デザイン・ラボのもと、企画・運営しました。内容は、ソーシャル・ビジネスに関する事例研究とビジネス・シミュレーションによる、6回にわたるシリーズ講座。
各回のテーマごとに活躍しているソーシャル・アントレプレナー(社会的企業家)をゲストに招き、前半は講義を、後半はグループに分かれた事業計画検討ワークショップを実施。最終回では、事業計画プレゼンテーション・コンペを行いました。