リビング・サイエンス・ラボは、東京大学大学院情報学環やNPO法人市民科学研究室を中心としたコアメンバーの参加により、生活者視点からの科学・技術のあり方を模索する、実践型研究プロジェクトチームです。学問分野の垣根を超えて、人々の暮らす世界を科学的に捉え直し、市民と科学の専門家の間に新しい対話や共有のネットワークを築いていきます。
佐倉 統 東京大学大学院 情報学環 教授
三菱化成生命科学研究所、横浜国立大学経営学部、
フライブルク大学情報社会研究所を経て、現職。
本来の専攻は進化生物学だが、科学史、
先端科学技術論にも興味を広げ、
とくに文化進化論(ミーム論)の立場から
現代社会の諸問題を読み解く作業を展開中。
新聞、雑誌、テレビにもたびたび登場。
上田 昌文 NPO法人 市民科学研究室 代表
1992年から市民による研究・学習グループを組織して
科学技術関連の社会問題に取り組む。1997〜2001年に
(財)政策科学研究所、2002年に(株)ユニバーサルデザイン
総合研究所のそれぞれ客員研究員。
2003年から科学技術社会論学会の理事メンバー。
2005年から東京大学「科学技術インタープリター養成プログラム」特任教員。
現在、JST(科学技術振興機構)社会技術研究開発センターの公募型プログラム
「社会システム/社会技術論」の2004年度採択課題
「生活者の視点に立った科学知の編集と実践的活用」の研究代表。
訳書『薬に病む第三世界』(剄草書房1987年)他、
雑誌『科学』他に論文や連載エッセイなど多数。
NPO法人 市民科学研究室