食生活や地球環境をめぐる様々な問題が噴出する一方、少子高齢化社会が急速に進展し、公教育の再構築が叫ばれる不安定な時代。
こうした時代を生きる生活者たちの価値観は20世紀とは大きく異なろうとしています。
特に、新しい生活者像として、ロハス(LOHAS:Lifestyle of Health and Sustainability)への注目が高まっています。ロハスとは、環境や人に優しく、それでいて快適で楽しく、時代のセンスにあった暮らしを願い、実践する人々のこと。全人口の約30%といわれる彼らの消費動向は明確です。
環境負荷ができるだけ少なく、身体面で安心・安全でありながらも、デザイン性に優れた製品やサービスを、多少高額であっても購入しています。
ソシオ エンジン・アソシエイツは、このロハスに代表される「社会的消費者」の台頭が進む21世紀の生活・消費者動向に対応したマーケティング手法として、生活者からの強固で永続的な支持を得ることを可能とする、コーズ・マーケティングの導入を積極的に進めています。
民間企業に対しては、コーポレート・レピュテーションの向上や、社会性の高い商品・サービスの販売促進のための具体的手法を、自治体など公的機関に対しては合意形成手法を、それぞれ計画策定から実行まで、手厚くサポートいたします。
また、組織特性、生活者の意識・動向、社会環境、他社動向などの分析から、「生活者から選ばれる企業・組織」としてのオリジナル・ブランドの方向性を定め、ブランド確立と浸透を図るための具体的手法の導入をお手伝いいたします。
従来の大量生産・大量消費(そして大量廃棄)社会を支えてきたマーケティング手法に代わって、社会的責任や多様性を重視する手法が、「コーズ・マーケティング」。変化し続ける生活者の価値観に根ざしつつ、企業や行政・団体などの活動における環境・社会への熟慮と対応をも取り入れた、新しい時代にふさわしいマーケティングとブランディングを可能にする発想・手法です。
ソシオ エンジン・アソシエイツのコーズ・マーケティング支援事業は、米国PR会社との協力、及びニューヨークを情報拠点とした展開を図っています。 米国でコーズ・マーケティングを手がけるPR会社から情報提供を受け、またニューヨークでコーズ・マーケティングの事例研究を行うアスパイア・インテリジェンス社との提携により、海外先進事例、成功事例の収集・分析を行っています。